工事ご依頼のベストタイミング
ご依頼頂く際に「まだ建築の打ち合わせの段階で…」という方が結構いらっしゃいます。もちろん、建築前に外構の予算まで把握しておきたい、ということでしたら概略をお伝えしておりますが、「具体的なプランと見積がほしい」という場合は、ある程度建物づくりが完了する段階までお待ち頂いております。
なぜなら、家を建てている間は建物のことで頭が一杯になってしまいますし、また、建物の外観が出来上がってからでないと庭やエクステリアのプランをすることができないからです。
もちろん図面を見てプランすることもできますが、その家に似合う緻密なプランをつくる上で、家全体の風合いや外観はとても重要なポイントになります。ですから、建物の外観がある程度完成してから、または、そこにしばらく住んでからご依頼いただくのもアリなのです。
ただし、よく考えずに家の配置やマンホールなどの位置を決めてしまいますと、あとで駐車場や庭のスペース配分に制約が出る場合がございますので、ご心配な方は家を建てられる前にご相談ください。
また、引越しまでに外構・庭が完成している、というのが理想ですが、建物の設備工事で掘った穴がまだ落ち着いていない場合が多く、こちらでかなり注意して転圧をしたとしても、後で沈下する恐れがあります。
そういった意味でも、家の完成から外構の工事までは一息おくのが本当はいいのかもしれません。住んでみて、そこの環境(風が強い、隣家の視線が気になる、西日がきつい、雪が溶けないなど)を実感してみる必要もありますから。
また、ある程度業者さんを絞ったら、あまり細かな点まで指示せずに必要なポイントと大体のご予算だけを業者さんに伝え、プランを提案してもらう形が間違いないように思われます。
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