お客さんの良識も大事です

今年も新規の案件が増えてきましたが、時々見かけるのが「なんとなく外回りの工事を考え、ただあちらこちらの業者を回っている」方なのですね。

まあ私自身はこういう方を正直言えば「冷やかしのお客さん」と思ってますんであくまで今お話が進んでいる真剣なお客様にだけ集中していますが・・・・（汗）

もちろんご依頼があればお受けした以上お客様のご要望をお聞きし、現場を確認し、時間をかけプランや細かな見積書を作成するわけですが、あくまでお客様側の＜本気＞も大切ですし、一番はお客様の価値観がしっかりとしていて、その家やお客様の好みに合った提案をこれまでして来た業者をまずは見極めてから業者選択にかかる方が賢明だと思います。

だから業者さん探しもある程度的を絞ってじっくりと予算やご要望を打ち明けながらも共に二人三脚でベストの提案を作って行くスタンスが望ましいのではと思うところなんですが・・・・

やはり時々「あちこちの業者さんにプランや見積もりをいろいろ作ってもらっても・・・・結局何もしないで終わっている方」も見かけます。

が、これはたとえ「プラン・見積もり無料」だとしても実際一つのプランを作るまでにはかなり労力も時間もかけているためやはりどこに依頼するにしてもやはり結果的には＜形＞にしてほしいところなのですね。

だから一般的に業者さんをあちこち無作為に回る前に・・・・・

①　まずホームページや広告などで近隣数社の施工例やスタンスを確認　検討する。

これはエクステリア業者でもいろいろな得意分野がありますんでやはりまずはじっくり各社のサイトで自分たちの望むものを作っている業者を探すことなのですし、現在ではどの業者もほとんど説明がいらないくらいきちんとサイトが作られ語りつくされているからですし、あくまで家を建てた建築業者さんではなく「地域の専門業者」にご依頼した方が・・・・・同じ予算でもいろいろとお得です。

そしてまたこの段階でもうある程度1社に絞った方がお客様にとっても賢明だと思いますし＜単に価格の安さだけで一生毎日見て過ごす家の中からの景色を決めるべきではない＞からです。

そのためうちの場合「ホームページはご覧になられましたか？」とお聞きして「見てない」というご返答でしたら、再度一応目を通してよろしければまたお声がけいただく・・・という形が多いところです。

②　ご連絡の上、その会社に訪問しご要望、ご予算などについていろいろとぶっちゃけて見る。

当社のように営業マンも一切置かず、展示場も持たずに事務所で打ち合わせをするような会社の場合、特に休日にアポイントなしで見えられても大体が他のお客様との打ち合わせ中でお帰りいただくことも多いので・・・・

やはり事前の調整はどこも必要ですし電話やメールの内容からいろいろな資料やプレゼンの準備もができますので、やはりお客様にとってもメリットの多い打ち合わせになるかと思うのですね。

そして初回打ち合わせではいろいろなご要望をなんでも言っていただき、駆け引きなくご予算の中で「あるを尽くして」ご検討が重ね初回プランの提案となるわけですが、常に庭や外構づくりをこなしている専門業者の場合ならば、やはりいろいろな事例に基づいて疑問にお答えできるところです。

③　初回プランを元に検討を重ねる

基本的に大体のお客様は「予算＜ご要望」なのですが、実際お客様のご要望どおりにプランすれば予算オーバーしてしまうことも多いところですし、また敷地や施工する面積が広い場合は＜単価×面積＞＝見積価格ですからどうしても一般的な敷地の方より予算も膨らみます。

当社の場合、押し売りではなく将来においても住んでいてつじつまが合うよう・・・・初回プランはエクステリアと庭のレイアウト、植栽やバックヤード（物置　駐輪場、防草シートなど）まである程度全体を見越したプランを作成してあげてますが、その中で今回の予算で優先される部分をまずは完成させてゆく形が多いところです。

ただし初回の工事でも景観的には「それなりに出来上がった形」になっています。

ということで、

どこの業者さんもそうですが、やはり本気の方には本気でお応えするものですし、家とは違いごく限られた予算や経費の中で進められるお話のため・・・・互いによりよいものを望むのであれば＜業者の選定や駆け引き＞や＜単に安くするため＞にあまり時間を使うことはお客様のためにも望ましくないところですし、その分その業者とのプラン内容の打ち合わせに互いの時間を有効に使い、早い段階で工事に入った方が結果的には盛りだくさんの内容で喜んでいただけるかと思うのですね。

とにかくこちらとしても本気のお客様と真摯に打ち合わせを重ね、満足した内容で工事を引き渡すことだけに集中したいところなので・・・・

やはり真剣な方しかお受けしていないのですし、うちのお客様はみな・・・本気で自分の家作りを最後まで成功させたいと願っている方ばかりなのですね。

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