2018年 家づくりの夢をとことん叶えましょう!
新年明けましておめでとうございます、本年もガーデンファクトリーをどうぞよろしくお願い申し上げます。
今年は戌年なのでとりあえずうちの犬ですが小さくても癒しのパワーはかなりです。家を建てたらペットもぜひ飼ってほしいかと思います。
そんなわけで昨年もいろいろなお客様の外構(エクステリアや庭)を作りましたが、今年もまたどんなお客様が来るかかなり楽しみです。
そして新年早々、2018年に思い切って家作りをしようとお考えの方に向けて家作りがとことんうまくゆくためにちょっといつもとは違った視点からいろいろ書いておこうかと思います。
これははるか昔の自分の家作りや日々お会いするお客様とのその後に渡る長いお付き合いの中では・・・本当にいろいろと<家づくり>について思うことがあったりするわけですが、やはり一生の内で家を建てることも大体は1回だけとなるので、やはりその後の長い生活での住み心地や人生を考えれば諦めずに自分達の意思を強くもって家作りに当たることも大きな成功要因となるところです。
そのためにはやはり最後までカンタンに妥協しちゃダメなのです! とまずは言いたいのですね。
とにかく建物+外構や庭など敷地周りのレイアウトまでがんばって作り、毎日帰ってきて「我が家はほんといいなあ・・・」と思える納得の行く形にしてこそ今回の家作りの成否が分かれるものなのです。
(これは住めば住むほどわかりますし自分がこの仕事をしているから強調しているわけでもないのです)
ただ「そうは言っても・・・先立つものが」とみなさんおっしゃいますが、要は事前の情報収集と計画がちょっと悪いだけなんですし家づくりに成功する方は何も富豪の方だけではありません。ほんとこれすごく感じます。
とにかくこれから家作りをお考えならやはりご夫婦でとことん考え抜くことが大きな成果につながりますし、決して奥さんや旦那さんだけに任せちゃダメなのですね、
もちろん互いに熱が入りすぎて「夫婦喧嘩」になったら意味ないですが(笑)これも夫婦の知恵や互いの愛情をどこまで発揮できるかも試されているイベントなのです。
だから2018年 家を建てようと思う方はまずはこの<認識と気合>を持ってくださいね、これ大事です、
そんなわけでやはりわたしが思うある意味<家作りの前に決まってしまう成否のポイント>は以下のものではないかと思います。
① まずは自分達がとことん良いと思うものをはっきりさせて、自分達の価値観を明確にしておくことです。
これがないと目指す家作りのビジョンもはっきりしないため、家ができてもとことん喜べません、またこれは後でとても大切になるものです。自分たちがこれからの長い人生をどんな環境で生活が送れるかの大切な部分です。
家作りに動き出す何年も前にしっかりと考えておくべきですし、最後までこの点にこだわった方がやはり喜べてうまく行くものですから超セレブが住むような家を望む方以外、ご予算とはあまり関係ありません。
望むものを自分達が手に入れられるかはまずその望む家がどんなものかを明確にしておくべきなのですし、最初に予算がこれしかないからととことん調べもせずにローコスト住宅などで安易に妥協することもありません。
② 自分達の価値観に合うハウスメーカーや工務店、そして外構・庭づくり業者の事前の情報収集と選定が大切です
いよいよ家作りを決心したら<自分達が思う暮らしを叶えてくれそうな>会社を探すわけですが、その会社ごとのカラーをしっかりと見極めて自分達の価値観に見合う会社を探します。この事前の情報収集が本当に大切ですからしっかりと家~エクステリアまで自分達の好きなものを作っている会社をとことん選んでいただきたいかと思います。
どこも同じ?と思ったらまだその時ではありません(笑) 必ず自分達の思う家があるはずですし、なければ海外のハウスメーカーだって探すくらいのこだわりも大事です。
これも結果的に・・・・住んでからずっと喜べる人たちはここでしっかりととことん探しまくりますし、自分もそうでしたが・・・結果的に二十年以上経った今でも今の家を建ててよかったと思ってます。
ただし対象業者が多すぎると結果的にどこがよいか曖昧になり、家作りがすべて終わってから「あれ?ほんとにこれでよかったのか?」なんて悩みますので、まずは自分達の第一印象も大事にしてください。
大体において最初に「これがいい!」と感じたものは案外正解ですから・・・後でいろいろ考えすぎたり、妥協をし違う選択をしてダメになるパターンの方が家作りに限らず往々にして多いのです。
またハウスメーカー(工務店も含む)では一番最初のプランは結構手抜きなカンタンに描いたようなイメージプランが出てくる業者さんもありますが、そういうところはできればパスしてください。やはり最初からそのまま工事ができるくらいのレベルをもつしっかりとした図面やイメージパースを出す業者が間違いないからですし、向こうも本気ですからね。(これは自分の家作りでの経験です)
この点はとにかくシビアに探していただきたいと思いますが、単に担当者の感じがよかったとかのそんな印象はあまり含めず<その会社のこれまでの実績と最終的な責任体系についてもしっかりと確認しておくべきです>
そしてある程度自分達のイメージに近い業者さんが見つかればあとは自分達の理想をしっかりと伝えながら譲れない一線は守りながら刷り合わせて行く感じですが、とにかくよく探してみて、自分達の理想形もクリアにしておけば設計者もよく理解できるところです。
③ 業者がある程度決まったら家~エクステリア庭までの資金計画を練ってください。
今は家だけを建ててそこで完全に息が上がってしまう方も多くなりましたが、やはり立派な家と・・・コンクリートに砂利の外構ではバランスが悪すぎますので、これはもう事前の資金計画がすべてです。
また建物だけの資金計画だけでGOしてしまった方も多いですが、外構や庭づくりの前に家具やカーテン 電化製品などいろいろとお金が掛りますので建物ばかりに掛けすぎることも注意してくださいね。
そして建物についての事前のリサーチや概略プランの金額などを元に骨組みをしっかりとさせ、実現させるための資金の手配先を考えます。
が、やはり一番のポイントは今も昔も自己資金です。
数年ずらしても自己資金を貯めてから望む形までの家づくりをした方がその先は充実するかとも思いますが、慌てて今用意できるお金で見切り発車で一回限りの家を建てずに・・・しっかりと資金計画を練りながらも最後はとことん借りてください!
どうせ大借金するんですから人生一度の思い切りも大切ですしその分満足した形で家作りが終わりますのでその後の人生絶対に頑張れますし、サラリーマンでも早い時期に絶対に取り戻せます。
(家でのリラックス度と日々の生活の充足感が違いますので・・・・これは実際にうちのお客さんを長いスパンで見ていて感じたところです みんな出世しちゃいますから)
また車は家を建てて2~3年で生活の様子がわかり落ち着きますのでその頃考えてください。(これ重要です) いい家作りをして、それで勢いを得てがんばって働けばいい車なんかすぐに買えるものですし、両方欲張るとどちらもその時点では中途半端なものしか手に入りませんので・・・・
まずはローンを借りて家を作るほとんどの方は・・・・今回の家作りにすべてを集中してください。 車はちょい待ちです。
④ 庭と外構で建てた家が本当に大きく変わります。 そしてレイアウトされたデザイン性のある外構・庭はご予算200万円からのスタートが現実です。
くどいようですが・・・・要はこの資金計画はたぶんハウスメーカーとともに立てるところですので(手続き等も)、この点での外構まで含めた今回の手持ち予算も先方(建築業者)はある程度把握していますので、とにかくこれをなるべく家に全部注ぎ込まないように心を強く持ってください。
えてして建て始めたらまたあれもこれもで、「もう後ではできない!」とのキラートークで・・・残した外構予算をすべて家に注ぎ込んでしまったお客様もおりましたので、結果棟上げの頃に作った立派な外構プランもすべてハウスメーカーでの施工で砂利敷きになった方もおりました。
そのため当社では事前のご相談には細かくお答えしておりますが、プラン・見積り作成は建物がある程度完成した頃(足場が外れ全景が分かる頃)からお受けすることになっているところです。
まあ家も全然建っておらず、敷地内は建材でごっちゃごちゃになっていてどんな雰囲気の家かわからないのに・・・・庭や外構のプランを作ってしまうことも本来ありえませんからね。
そして初回のヒアリングの際には「いくらかかるか全然わからない」なんて言う方がほんと多い外構の予算ですが、ある程度アプローチ、駐車場、庭などがレイアウト+デザインされたプランの場合、やはり200万円からのスタートになるところです。 つまり200万円がベースの仕上がりですから(これは日本全国ほぼそんな感じですが)、要は建物金額の一割程度の外構予算ではやはり「視覚的に仕上がった景観」までは厳しいところが現状ですし、建物がそれなりの建物であれば使う資材もそれなりの質感のもので合わせますので必然的に外構予算もあがるものなのですね。
まあ敷地全体から建物1階部分を指し引いたかなり広い面積を工事するんですから、それが建物金額の1割・・・ていうのも本来超おかしなバランスなのです。欧米では3~4割くらい掛けてますし、雑誌に載っているようなかっこいい外構はたぶん普通に500万円以上掛かっているものも多いのです。
(全体的にバランスよく仕上がりレベルまで施工した事例です)
ただし外構は建物(外観には関係の無い設備や基礎、構造体)とは違い、がんばって予算を出した分、ほぼ<目に見える飾る部分のご予算アップ>となるため、実際プラス50万円でもかなり見栄えが豪華に変化するものです。
そのため家の50万円と外構の50万円ではかなり視覚的に感じるインパクトが違うものとなるのです。
そしていよいよ工事となるわけですが・・・・
⑤ 顧客としての資質を持てるか 工事がはじまったらもうハラを決めましょう
誰もが始めての経験ですし、何か注意を怠れば業者にどんどん無駄なお金を取られるのでは?なんていう疑心暗鬼な方もいるかもしれませんが、こんな大金を投じてのイベントも人生ではそうありませんから気持ちもよくわかります。でも契約書や実施設計書が出来た段階でどんなものができるかもほぼ業者側では確定済みですから、出来上がるものもそれ以上でもなくそれ以下でもないはずです。
また業者もすべてきちんと工事を終えてご契約のお金をきちんといただくためにやっているわけですから、工事は粛々と進んで行くものです。
そしてその業者を数ある中から選んだのは間違いなくお客様ですし、業者に脅されて契約したわけでもありませんよね(笑) だからここまできたらもう任せて楽しむことも大切ですし、お客様もプロの技術者ではありませんので、やはりプロにお任せする器量を持つことも今回の家作りで大きく成長できるんじゃないかと思います。
またよく考えなくてもわかりますが・・・どんなハウスメーカーも外構業者もそのサイトにある家や外構をこれまで普通に作って来ていますので、やはり工事がはじまったら契約内容での仕様や工事が行われているかのチェックは必要ですが、その業者さんに対しては信頼をして任せ、必要以上にナーバスになることもありません。
つまり我々にとっては「初めてやった仕事」でもなく 「ここで練習を積んでいる」わけでもありませんので、よほど職人や資材メーカーでのミスや予期せぬアクシデントが無い限り、その通りのものができるわけですね。
(工事中は家の敷地が一気にエライことになりお客様も驚きますが、工程どおりプランに従い出来上がります)
また過去には工事が始まると既に建てた家の不満点ばかりを言いながら、我々の外構工事でもアラ探しばかりするようなお客様もおりましたが、結局自分達の選択や大きな判断に基づいた投資を自分達でどんどんダメ出しをしてその価値を貶めているようにも感じましたので、結果こういう方は何をしてもそのマイナス面ばかり気になって心から喜べないのでは・・・と思うところですし、それがそこそこいい家だったりするので・・・まあこんな大金を掛け、一生懸命考えて決断したのですから、喜べなきゃウソなんですし、人生もったいない! なんて思います。
工事中は徐々に形になって行くサマを<お殿様になった気分で>心から楽しんでくださいね。
というわけで最後にもうひとつ大切なのは・・・・
⑥ 新しい家での生活が始まってからしっかり楽しむことが大切です
マンションを買ったわけではなく庭付き一戸建て>を実現したわけですから、やはりうんと自分の家を楽しんでほしいのです。
そしてどのお宅もそうですが、お子さんは庭や外構ができると一気にテンションが上がるみたいですから、とにかく庭も作り家を楽しみ倒してほしいところです。
そのため以前のアパート暮らしの時と同じく休日は外食にショッピング・・・なんつう生活パターンはもったいないですし、逆に豊かではありません。
みんなで家を楽しんでほしいところですし、また草取りや水やりなどの管理だって実際コンクリートなどで固められた敷地とは心地よさが段違いなので、これについての精神的な苦痛などあまり感じないのですし、そんな毎週庭仕事を何かしなきゃいけない・・・なんてことにはならないのです。
またこれは実際そんな緑に囲まれて生活している方しかわからない充足感かと思うのです。
それを何もしない前から庭が苦手なエクステリア業者さんに「このままだと草が大変ですよ」なんて半分脅されたり、こちらも臆病になって最初からコンクリートや砂利と防草シートで敷き詰めちゃった方などは・・・・ほんと家作りの冥利をずっと知ることなく残念だと思うのですし、お子さん達にもぜひ緑に囲まれた生活の心地よさと・・・ひいては自然の大切さなんかもその中で感じながら生活して欲しいところなのです。
というわけでやはり・・・・がんばったもの勝ち、こだわったもの勝ち、そして仲の良い夫婦が勝つ・・・家作りではないかと思います。
とにかく2018年、この家作りを本気で目指しているご家族はまず気持ちをしっかり整えて妥協をして流されないよう、心合わせてぜひ家作りを成功させていただければと思うのです。
株式会社ガーデンファクトリー 代表取締役 山本利之
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