目隠し 日よけには・・・一度原点に戻って樹木も考えてください
(夏はかなり涼しいですし、視線も気になりません)
先日あるお客様との無料相談会でのお話のなかで、一番住んでいて気になっているのが「視線」と「陽射しの暑さ」だということでした。
もちろん今現在家は建物がポツンと建っている<丸裸>・・な状態ですから視線も気になりますし、一日中陽射しが照りつけて暑いわけですね。
そしてこれをたとえば高いフェンスやアルミの庇やテラスなどで覆いたい・・・ということでしたが、見るところ家はナチュラルでシンプルな質感のウッディな建物でしたので正直アルミの質感ではまったく家の風合いを壊してしまう感じもしたわけで、たぶんこれを設計して建てたハウスメーカーさんもそうなればきっとがっくりくるかもしれません。
またクリアできる高さまでフェンス等を設置するにしても相当高い位置まで隠さねばなりませんから・・・・なんだか今度は<要塞>みたいになってしまうかもしれませんし、住んでいてもうっとうしいかもしれません。
そんなわけで3方向を道路に囲まれた(隣家がすぐ隣にはない)立地ですし、せっかくのナチュラルな質感の高い建物なので「樹木」でこれをクリアする方法もあることをお伝えしたところです。(結構意外だったみたいですが)
そして案外それが家の景観性も大きくアップしてくれ、家にも似合い、そしてアルミの庇やフェンスなどよりはずっと安くつく方法であることは明確である点もお伝えしたところです。
実際こんな場合安直に「わかりました!アルミテラスにしましょう」なんていう「建物の質感やたたずまいが眼中にない業者さん」もおりますので、やはりいろいろお悩みの時は、利害を抜きにして単純に第三者としてその家に住む方への率直な意見が聞ける、無料相談会においでいただくことをオススメいたします。
また日本では昔からそんな家の厳しい住環境を軽減してくれる「屋敷森」みたいなものも数多くありましたし、実際植物はその生活環境を和らげて住みやすくしてくれるものなのですね。
まあ我が家の例もそうですが落ち葉などは基本寒い霜の降りた無風状態の朝にごっそり落ちますので・・・・早めに片付ければほとんどが自分の敷地内に留まっていますし、(うちは通路以外はそのまま放置でそのまま腐葉土になりますが)まあよそ様に文句を言われるほどすごいことにはならないものですし、そんな本数も住宅地では植えないところです。
それから<あるひとつの問題点ばかり気になる方>も多いわけですが(特に奥さん側が多い)、これ自体は冷静に考えれば、たとえば一年中陽射しが強かったり、毎日強い雨が降って家に入るまでにずぶ濡れになったり、いつも外から人が見ているわけではありませんから、その問題とされる頻度も実際にはかなり低いわけですから、くれぐれもあまりそれだけを気にしないことも案外大切かもしれませんし実際には住んでいる中でその問題が少ないことに気づかずに、本来必要がない部分まで大きなお金をかけてしまうことも往々にしてあるからです。
ということでひとついえる事は・・・「庭と外構ができればたぶんそれほど気にならなくなる」ことがこれまでほとんどでしたので・・・・やはり家の周りをまずは飾ってみてほしいところです。
また樹木があるだけでお互いの心理的負担もかなり軽減されるものなのです。
・植栽で道路からよく見えるリビングを隠した事例です
・この状態では隣家の視線は確かに気になりますが・・・
・庭と外構を施せばあまり気にならなくなるものです。
家が隣接した住宅地は確かに悩むところですが・・・ガーデンシェッドや樹木で気になるポイントを自然に隠せば気になりません。
基本的にはやはり気になる敷地周りの目隠しはフェンス等で目隠ししていますが、樹木もひとつの選択枝ですのでそれほど大変ではないところまでご提案をしています。
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