この頃の家作りでちょっと感じたこと

かつての自分もそうでしたが、やはり皆さん結婚して子供ができ、数年すると・・・「家がほしい！」となるわけですが、これはもう（商業的な部分や価値観の刷りこみも含め）世の中の流れや概念から当たり前のような感じになっています。

ただここ5年くらいは明らかにそれ以前とは「家作りへの意義」みたいなものが建てる人たちの中ではかなり変化してきたような感じを受けるところです。

まあこれはもちろん自分だけの独断的な印象ですが・・・

つまり以前はやはりご夫婦で家作りへの夢や人生へのビジョンなどがしっかりとあり、それに対しての資金対策や住みたい家への価値観みたいなものもそれなりに考えながら、ある程度期が熟した時に自分たちが思っていた家づくりになるべく近い形での家作りを＜思い切って＞やる方が多かった感じですが、今は何か「とりあえず住む家を買おう」というライトな感じで、家作りへのハードルも低くなり家を建てても特に明確な自分達のライフスタイルを追及するような感じではなく、とりあえず「住むところがアパートから持ち家に変わっただけ」みたいなスタンスの方も多くなったような気もしてます。

そのためそんなあまり重たくない負担で建てられる小さな区画＆小さな家も増え、そんな家が集まる分譲地もこのところ多くなりました。

まあこれも時代の変化とともに人の気持ちも変化して行きますし、昔のような家を建てて庭を作りそして家族で！・・・みたいなある意味画一的な家作りのイメージではなく価値観も多様化した結果だと思いますので、うちの会社もそんな多様化した家作りについては、いろいろなデザイン提案や施工能力でしっかりと対応できるように社内も変化させているところです。

お客様のご負担をなるべく軽くしながらも、おしゃれで洗練された庭や外構を提供できればと思っています。

（シンプルな外構や庭づくりもいろいろ深く考えながらご提案しています）