外構部分の破損原因について
ガーデンファクトリー代表の山本です、ブログをお読みいただきありがとうございます。
今日は外構部分の破損修繕についてや業者としてのクレーム対応ついての自分の考えなどをお話しようかと思います。
実際にものを作る仕事をしていますとやはり人間が作るものですからどうしても(その時は気が付かなくとも)後で施工不良の部分が発生して修繕を行うこともあったりです。
ただガーデンファクトリーを始めてからもう20年以上経ちますが意外にもこちらの不手際によるクレーム修繕は思ったほどありません。
これは意外でしたが・・・・元々公共工事をやっており、品質管理の意識や管理手法も社内で醸成されていたことも要因かもしれません。
そしてまあ当社のクレーム? で一番多いのは・・・・「すみません、うちのプラン どうなっていますか?」というのがダントツかもしれません(汗)
(先日完成したU邸エントランスです)
なかなか一軒の外構+庭のプラン作成はいろいろ考えれば考えるほど時間がかかってお待たせしてしまいます・・・・
そんなわけで当社の場合、現場作業にあたる職人は下請けさんではなく【当社正社員雇用の職人たち】ですのでこの点の【クレーム修繕発生時の重苦しさと辛い気分】も社長だけが抱え込まずに・・・・お互い常に共有していますので(笑)
社員も次はそのようなことが無いよう、現場でもより気を付けて施工をするものです。
また過去修繕が発生したことのある工種については職人全員で周知徹底し、施工手順も共有をして次の作業時にはその工種 工程には特に気を付けていますし、クレームの出た資材も他のものに置き換える形です。
ということで当社ではもし修繕が必要な破損が生じた場合には、これが起きた時点でもう原因究明やらあーだこーだも言わずに、とにかく早急に修繕し現状復旧に努めます。
業者さんの中では「修繕逃れで」あーだこーだ逃げ口上を言う業者さんもいたりですが、うちは黙々ととりあえずまずは修繕します。
そして保証期間が過ぎたものはドライに実費のみ請求をいたします。
これも感謝をしながらもすべてのお客様との公平性も大切ですから同じ対応を心がけてます。
ただ・・・・外回りの工事箇所の破損や傷みについてですが、これまでの発生事例を考えれば
実際のところ施工後の破損は施工不良に起因するものではなく、【車両によるものがダントツ】です
・出会いがしらの事故で2台ともうちのお客様宅の塀に衝突して止まりました
下の破損事故は来店された(高齢の)お客様が、いわゆるアクセルの踏み間違いで鉄筋でコンクリートと連結されている枕木の車止めを壊し、
樹木二本もちょん切って・・・・
なんと窓から建物内に車が突っ込んでしまいましたが・・・・たまたまその場所に人がいなくてよかったですが・・・車 怖いですね
とにかく車による外構への破損が多く、多い年では5~6件のお客様宅への車両による破損事故があり、その都度保険会社さんに書類を作成して送る感じです。
なおこれも向かいのお宅の方がアクセルの踏み間違え?のようで門柱にかなりの勢いで衝突しましたが、門柱が無ければ建物まで破損したとお客様もおっしゃっておりました。
基礎コンクリートごと倒されましたが門柱に鉄筋がしっかりはいっておりバラバラにはなりませんでしたが・・・さすがに起こして使えませんから(笑)一から作り直しです。
このO邸の工事は2007年の施工でしたので同じ石材は既に廃版となっていたため似た感じで一から仕上げました。
それにしても車両による破損が多いですし、この十年は特に宅配のトラックからの被害も増えましたが・・・みなさん時間の余裕が無いのかもしれませんね。
また全体的にはやはりお年寄りによる破損事故が・・・結構増えました。
自分ももう初老ですので気を付けなければですが・・・・よくニュースで言われている事故原因の<アクセルとブレーキの踏み間違い>・・・・というのだけは今現在理解できないところです。
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・工事の後もしっかりと対応しています (長野市 ガーデンファクトリー)
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