幸せになるための思考・・・?
当社では新築の方のガーデン・エクステリア工事のご提案が全体の7割くらいになるわけですが、
やはり家を建てた頃というのは・・・・たぶんそのご家族の歴史?のなかでは一番幸せな時じゃないかと・・わたしは思います。
これは30代半ばに家を建て、もう50代に入ってしまった(経過観察済みの)ジジィの自分が言うのですからたぶんそんな感じです(笑)
そんなわけで家を建てた後の(一番幸せなはずの)ご夫婦との打ち合わせとなるわけですが、そんな中でやはりこんな方たちも少数いるところです。
① 家作りの中で業者とトラブルがあり、それを引きずったままの方、もしくは業者に対して悪印象しかない方
② 家作りの中で夫婦間の意見が合わず、自分では納得の行かない家づくりとなり、それを引きずったままの方
③ 家ができて一番楽しいはずなのに、できた家の欠点やハウスメーカーの文句を言われる方
④ 家に予想以上のお金が追加で掛り、外構や庭の予算がほとんど残っていないと文句を言われる方
⑤ 要は何が良いのか、何が自分達の求めるものか、価値観が未だ不明な方、そして未だ作った家にも後悔している方
というわけで、なかなか本来一番幸せな家作りのはずが、こんなネガティブな感じになってしまう方にも時々出会うところです。
でもこれはいろいろそのご夫婦とお話しているうちに、やはりご自身たちにもその要因があることが多いところですし、やはり一番は・・・「不足ばかりが気になって喜べない人」であることが多いのです。
そんなわけで「あなた方はアラばかり探して全然手に入れたものの良いところを見て喜べませんね、だから不満足な結果になるのですよ」とか「そもそもこうして家が建てられただけでもほんと幸せじゃないですか、何がご不満なんですか?」・・・
なんつうことは口が裂けても言えませんが(笑) 要は喜べる人と喜べない人とでは同じことをしても感じたり見えている世界も違うわけですね。
そしてこういう方々との打ち合わせにおいては・・・・やはり何が良いかも明確ではないため、その予算規模に関係なく迷いに迷ってプランも決まらず長引くところです。
また最初から業者の選定然り、プランやそれに伴う予算の実行決断についても<迷ってばかり>ですから・・・ようやくプランが決まって工事が始まる頃にはウキウキも無く、今度は粗探し体制がしっかりと出来上がっている感じです(笑)
そのため今では最初に上げたような問題を抱えている方は基本お断りしておりますし、やはりご自分達が思い切って決めてやってきたことを否定ばかりする方には・・・・どんなすごい空間を作ってあげても喜んではもらえません。
やはり小さくとも家が持て、子供達と過ごせて、猫の額のような小さな庭であってもきれいな花が咲いたりしている、なんつうのを見るだけでもこれはとても幸せなことです。
私自身はお客さんの喜びの声がモチベーションになっていますんで、工事をいただいたらとにかく喜んでいただきこの先もその庭や外構を大切にしていただきたいと思っていますが、やはりきちんと出来上がってもそのお客様の思考によってはこちらでどうこうなるものでもありませんし、ましてやお金をたくさん出したから喜んでいただけるというものでもないわけです。
あくまでご本人たちが望むことを明確にし、その結果を喜べるかどうかなんですね。
自分も気をつけたいところです。
(小さなスペースでも幸せになれますよ)
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