ガーデンエクステリア工事の価格への先入観など・・・・
しゃちょうの山本です。
久々にブログ登場ですが・・・まあいきなり愚痴ですのでお許しを(汗)
おかげさまで今年もご依頼をたくさんいただいておりますが、一軒ごとにほんと一生懸命プランを作ってます。
まあ顔は一応マジメなサラリーマンみたいですが(笑)元々現場あがりなんで正直「普通の言葉で」「お客様と普通に打ち合わせする」こと自体が・・・・未だに苦手なんですが(汗)、それでも一生懸命お客さんに伝える努力なんかもしてるつもりなわけですが(笑)
反面一人こもって悶々と(黙々です)作業するプランニングは結構時間を忘れて集中できるところですし、これもなんどかこっそり御宅を見に行っては「こうした方がイイ」「この家にはこんな感じだよなあ・・・」なんて不審者みたいにお客さんちの周りをうろついてはイメージを膨らませたりもしてるわけですね。
つまりうちで作るプランは手間隙かかってて、いろいろ住んだ後のことなんかも考え尽くしてご提案しているつもりですし、よくあるハウスメーカーの下請けさんなんかが、家ができる前に図面だけ見て「こんな感じだね?」なんてチャチャッと作るプランでははないのです。
そんなわけで、「なんとかお客さんの喜ぶ顔がみたい!」 という気満々でプランを作ってるわけですが、「これはイイぞ!!」なんていうプランが見積もりをしてみると・・・「まったくの予算オーバー!」という感じです。
で、大体はボツプランとなるわけですが・・・・・やっぱり巷でよく見かける化粧ブロックにアルミフェンスと土間コン、カーポートの外構(庭には弱ったシンボルツリーが一本だけみたいな)が多いのは、お客様側のご予算でそうならざるを得ないところもあるわけですね。
で、裏を返してみれば・・・・お客様側の外構や庭に対するデザイン感覚が以前よりはかなり上がった割には・・・・
ご予算の概念は相変わらず安いデザインの外構並み・・・で済ませる感覚ですから、これではデザイン性まで踏み込んだ、お客様のご要望を叶えたプランが形になることもなかなか厳しいところが本音なのですね。
つまり家作りに際しては、日本全国、もうそろそろ外構や庭への投資額の概念?も以前よりはずっと上げて考えるべき時に来てるような気もします。
またどんな御宅も必ず最初に土を掘ったり、駐車場が凹まないよう砕石を下に入れてしっかりと転圧したりの、石貼りの下にもコンクリートを一度打ったりするわけですし、あとは庭の土も最低限は入れ替えるところですが、こういう「見えない部分のお金」がベースとして発生するため、それをクリアしてからはじめて「飾る部分の予算」となるわけです。
そのためあまりダダ広い敷地では厳しいですが、要はベース部分の予算を最初に差し引いた残りで「飾る」というところですから、やはりある程度の予算総額が必要になるところです。
だから仕方ないとこですが土間コンと土留めとカーポートで終わる外構ほど悲しいものはありません。
とにかく外構や庭づくりはこの先の住み心地への大切な投資です。
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