思い出に残るプラン2
社長の山本です。
それにしても「一回で終わるかも」と言ってた「思い出に残るプランシリーズ」でしたが・・・・ほんとつい先日初回をアップしたと思ったらもう半年以上経ってました
今日ご紹介する<I邸>はたぶんこれまでで一番施工期間の長かった案件かと思います。
またこれまでなんどもこのブログでは紹介されていますが、施工からちょうど10年が経つので、思い出コーナーにアップです。
そんなわけで最初の現場確認で目が点になりました(笑)
現場見に来てそれっきり音信不通になったエクステリア屋さんもいたそうです。
家を建てる前に何年も場所を探しただけあって、ほんとすばらしいロケーションに建てられている家でした。
(南側は高台で視界が開けており見晴らし最高です)
しかし・・・・あの草の下はたぶん<岩石>・・・・というか家自体が岩盤の上ですかね・・・
両隣の擁壁もかなりまずい感じですし・・・
他社は<土留めコンクリート>での提案だったそうですが、普通はそうなります。
玄関周り・・・・車椅子対応の前に・・・ちょっと滑って転びます。
ちょっと砂利のガーデニング・・・・
ということで現況もかなりインパクトが強く、また高低差もかなりあり、地盤の中の岩石もすごそうなんで・・・
もう開き直ってロッキングガーデンのご提案です。
また予算はこちらでかなり抑えてのご提案となりました(自分がどーしてもこれをやりたかったんで)
またこれは以前土木工事会社をメインでやっている時に浅川の自然護岸工事で施工した<巨石積み>の施工法がベースとなってますので、土留めとしての強度や技術基準もクリアしているものなのです。
しかし工事が始まったら個人宅とは思えないくらい・・・土木的にもかなりの難工事!
毎日石との闘いの毎日です。
石石石石石石石石石石石石石石石石石石石石石石石石石
既存の高くて超薄いかなり年季の入った擁壁も補強ですが、ちょっとしたおふざけも大切です(笑)
でも真夏の最中、少しずつ形になってゆきます。
高低差にも何かと苦しめられます。
また新品の枕木もかなりの数を使用ですが・・・・
上の重機どうすんでしょうかね?って撮影してて思いました。
レンガも枕木も並べちゃいましたし・・・
あとこの頃は長野でもまだまだ大きな家を建てる方も多かったため、たしかこのI邸の工事と並行して下のK邸も含め数件同時施工していたところです。
そのためかなりきつかったことを記憶しています。・・・・・・・・・・あ、これ運転資金がですがね(爆)
そんなわけで時間をかけて作ったおかげで当初考えていたとおりにI邸のガーデン工事も出来上がりました。
(1年後くらいの画像です)
石だらけだったスペースも駐車場になりましたし、既存のシラカバも枯れずに残りました。
坂道もOK
玄関もちょっと安全になりました。
小庭スペースも小屋や壁泉とともに楽しめる場所となりました。
ということで「やればできるぞガーデンファクトリー!」 という標語が社内でできたのもこの頃です。
あと。。。「父さん黒字倒産!」 という標語も常に頭にチラつきましたがね(笑)
でもとにかく創造性といろいろな技術の合作で現実の風景がここまで大きく変わることもほんとうにおもしろいところです。
また家と敷地や金額の大小に関係なく、やはり施主の家に対する気持ちの強さとこれまでうちが作ってきたものに対しての施主のご理解などから・・・・
どうやら創造性もMAXになるような気がします。
庭やエクステリアについてのご相談がありましたらお気軽にお問い合わせくださいね、 タダです(笑)
もちろんいただいたお金はきちんときれいにしてお返しいたしますのでご安心ください。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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