猛暑の中での緑化工事と水やりの大切さなど
ガーデンファクトリー代表の山本です、
それにしても今年の夏はかなり暑い毎日が続きますね。
工事部の事務所前のヤマボウシもこの暑さで(画像のように)かなり枯れこんできちゃいました。
とにかく歴代一位の猛暑であった2010年以降はなんだかんだ猛暑日が長野でも多くなっているような気がしますが、それと同時に日々の仕事としているお客様宅の植栽や芝などもやはり心配です。
(S邸)
(A邸)
(A邸)
そんなわけで庭を作ってからの3年間はやはりこまめな水やりをお願いしていますが、今年の暑さは雨水と土中の水分で生育できている年数の経っている庭にとっても枯死する危険があるので・・・
晴れの日が続き夕立もない場合は日が落ちて少し涼しくなったら・・・しっかりと庭がびちゃびちゃになるくらい水やりをお願いしたいかと思います。
とにかく油断禁物です。
また普通に草取りがめんどくさい!とかとりあえず家の周囲はコンクリートで庭もいらない!なんていう方々にはたぶん今年の夏はより一層暑い家になっているかと思いますが、ちょっとした水やりと雨水で年々豊かな自然を作り出してくれる植物は・・・
これからのヒートアイランド対策には逆に欠かせないものとなるはずですし、少しでも家を建てた方には【自然破壊】と【敷地の無機質化】ではなく【豊かな自然造り】を敷地内で心がけてほしいかと思います。
そんなわけで自然帰属派と自然淘汰派のせめぎあいが庭や外構づくりでも行われているところですが・・・・当社は自然帰属志向で創業以来地球上の緑地を微力ながら増やしております。
★先月は蓼科にて のり面緑化工事も行いました
このワラの中に草や野芝の種が埋め込まれており、竹杭で斜面に固定をし、草床をここで定着させながら2か月でしっかりと緑化されます。
*その後10月2日の状況
しっかりと緑化されました
また北信では(外国人のお客様の)別荘の芝貼りもご依頼されました。
庭全体がかなりの湿地でしたが・・・土質改善も含めて緑地に変えました
(施工前1) 第一印象はもののけ姫に出てきた森みたいでした・・・・
(施工前2) 敷地は見える範囲のほとんどとなりますが、奥の沼地まで埋め立てて芝を貼るようお願いされました・・・・でも冗談抜きでかなりの沼地でしたが(汗)
(施工前3) 反対側も地盤を整地して芝貼りをします
(芝貼り後1) 寒冷地のため高麗芝ではなく【野芝】を貼りました
(芝貼り後2) 奥の沼地も丸太とぐり石を使用し埋め立てをして芝を貼りました
(芝貼り後3)反対側も芝を貼りましたがやはり印象が変わりますね
元々が湿地でしたので・・・実際 沼地の部分は土をどんどん入れてもどんどん底なし沼になりましたので・・・・
江戸時代から伝わる【木工沈床】(もっこうちんしょう)という自然工法で沼地を改善し庭にしました。
これは生態系にも影響を与えない河川護岸工法ですが、家を建てた時に敷地内で切った大きな丸太がたくさんありましたので、それと割ぐり石を使用して段階的に埋立て、うちの社員が腰まで埋まってしまった(笑)沼地を普通の芝の庭にしたものです。
ということでやはり自然の中で暮らすことは理屈ではなく心地よいものなので、やはり自分の建てた家の周りにもお子さんたちのためにも【自然】を増やして行ってほしいかと思うのですね。
そして猛暑の中、がんばって水やりを(日没後)お願いしたいかと思います。
★猛暑で庭の植物が心配な方はこちらもお読みください。
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