高低差がある敷地でつくる使いやすいエクステリア
前回に引き続き、今回も新築住宅における外構工事の施工例です。
こちらのお宅も今年の夏に完成したばかりです。北米風の住宅に合わせ、芝生がメインのシンプルで使いやすい外構になりました。
ご依頼いただいたM様のお宅は北米風のデザインで、白い壁が印象的な素敵な建物です。ただ、敷地と道路に高低差があり、また車椅子を利用されていることもあり、玄関までの安全な動線が必要でした。
【BEFORE】
【AFTER】
駐車スペースは2台分を確保し、アプローチは車椅子での使用を考慮してスロープになりました。
これで玄関までスムーズで安全な移動が可能になりました。
玄関ポーチのタイル前はタイルの色に合わせた自然石張りとし、スロープとの境にはレンガ積みの鉢台を設けました。
寄せ植えなどの鉢を飾るための場所ですが、ひとつあると、とても良いポイントづくりになります。
玄関前の様子。M様のお好きなコニファーを多く植えてあります。
道路と高低差がある場所はあえてコンクリートの土留は設けず、レンガ積みと芝の法面をつくり、建物に合う景観になるようにしました。
これから樹木が大きく育っていくにつれて、緑に包まれた素敵な空間になってくれると思います。
真夏の工事だったため芝の調子が気がかりでしたが、M様の日々の管理のおかげで撮影のころには順調に広がってくれていました。
M様、この度は本当にありがとうございました。
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