斬新さだけでは家には合いません・・・
この頃はエクステリア屋さんもいろいろな業者さんが増えたせいか・・・<斬新さ>をお客様宅で競い合っているような感じで、<その家のスタイルやたたずまいを無視したエクステリア>も多く見受けられるような気がしてます。
まあこういうミスマッチも時にはかっこいい場合もありますが、やはり木造のログハウスをアルミ製品やいろいろデザインされた壁でガーっと囲ったり、質感の高いシンプルな家をこれまたいろいろなカラーの構造物や資材で逆にゴチャゴチャデザインしちゃったりで・・・・どうもわたしからするとかなり家が台無しになっている印象を受けるところです。
そして一番の問題は実際かなりの予算を掛けながらも・・・・家を台無しにしている例もありますので、やはり施主側の見識眼も必要だと思います。
要はその家のたたずまいと施主の価値観や思うところとエクステリアが同じベクトルであれば良いのですが・・・
そして外構や庭は「近所の家と差をつけるため」にやるものではなく、あくまで新しい家でずっと心地よく住まうためのものですから、やはり家とのマッチングも大切です。
また無理にデザインし過ぎた斬新さは・・・10年後の「あの頃のデザイン・・」になりかねないものなのですし、敷地全体の予算のバランスが取れていないと逆にチープな印象になるところです。
そんなわけで今日は辛口ですが、やはりお客様も単純に「高いか安い」ではなく(デザインが違えば価格もそれぞれですから)きちんと深く自分達の望むスタイルをよーく考えてからご相談をした方が良いかもしれません。
(あくまでエクステリアは家の洋服ですからね)
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