リフォームで庭は生まれ変わります その2
先日ご紹介したO様邸に続き今回も、庭リフォーム工事が終わったH様のお宅のご紹介です。
H様のお宅は、10年以上前に弊社で一度工事をさせていただいたお宅です。その当時も和風の木がある庭から、ガーデニングが楽しめるナチュラルな庭に変えるリフォーム工事でした。
【1回目リフォーム工事 施工前(2005年)】
【1回目リフォーム工事 施工後(2005年)】
完成後は植物の植え込みなどガーデニングを楽しまれていたH様でしたが、10年以上経過し、ライフスタイルや年齢の変化に伴い庭の草取りなどの管理が大変になってきたので、メンテナンスの楽な庭に変えたいというご要望から、二回目のリフォーム工事がスタートしました。
【2回目リフォーム工事 施工前(2017)】
夏ということで、施工前は草だらけの状態でした。これでは庭の管理が大変になるだけですから、今回のリフォームではなるべく草が生えてこないような庭へと作り変えました。ただ、全てを壊して全面をコンクリートやアスファルトで固めてしまってはせっかくの庭が台無しです。以前に作った庭の全体のレイアウトは崩さず、ナチュラルな雰囲気や植物の緑は感じられる空間を目指しました。
【2回目リフォーム工事 施工後(2017)】
パーゴラ側から見た庭です。
以前の庭から大きく変わったところは、土の通路だった部分はデザインコンクリートというレンガ模様のコンクリート通路にしました。また、噴石で仕切っていた花壇内部は新たに低木類を植え込み、土の部分は自然石を敷き詰めてあります。土のままではまた雑草が生えてきますが、自然石を敷き詰めることで少しでも雑草が生えてくることを抑えて、さらに見た目にも美しくなるようにしました。以前のナチュラルな庭のレイアウトは残しつつ、自然石を敷き詰めた花壇などモダンな雰囲気も取り入れた新しい庭です。
庭から家の裏手へと続く通路も雑草が困り物でした。ここも庭からのデザインコンクリートの通路を続けて、雑草が生えないように、そして歩きやすい空間にしました。
【施工前】
【施工後】
駐車場から庭へと続く入り口です。木製のガーデンシェッドは1回目のリフォーム工事前からあったものです。材木の傷みなども気になったため、今回の工事で再塗装しました。また、1回目のリフォーム工事で製作した木製フェンスも10年以上経過し、こちらもやはり木材の傷みが気になってきましたので再塗装しました。塗り直すだけでも見違えるようにきれいになりますし、材木の耐久性もアップします。
【施工前】
【施工後】
庭の入り口です。こちらもフェンスを塗り直し、雑草が生えている部分は防草シートと化粧砂利を敷き、すっきりとした空間に変えました。
【施工前】
【施工後】
今回の工事は、今現在のH様ご家族が一番快適に気持ちよく暮らせることを目的にプランしました。家を建てたばかりのころや初めて庭を作るときはガーデニングや菜園など、自分の手で庭いじりを楽しめる庭を作り、年齢の変化と共に手入れの楽な庭へと作り変えていく。そうして長く長く庭を楽しんでく・・・これもまた、お庭のひとつの楽しみ方です。
いまの庭では管理が大変だと感じている場合は、思い切ってリフォームをしてみれば思ってもみなかった快適な生活が手に入ります。せっかくの庭空間ですから、家族の成長や暮らしの変化に合わせながら長く楽しんでいただければと思います。
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