元の庭の良さは・・・やっぱりきちんと生かしたいものです
このところ「庭の再構築」とも言えるような「本来の庭の良さを生かして庭を蘇らせる」工事も多くなりました。
が、前記事といい・・・まずは<伐開もしくは開拓>に近い感じで庭の中に入って行き工事を始めるという感じです。
切った枝をひたすら運び、ダンプに積みます・・・・
実際十数年経ちますと当初のすっきりした庭もいつの間にか手に負えないくらいに暴れ出すこともあるわけですが、それでもそんなせっかく作った庭を一々リフォームして新たに作りかえることも(庭のディテールによっては)ちょっともったいないと感じるわけですね。
ただ案外リフォームの場合、<ガチガチの砂利とコンクリートのエクステリアな庭>になってしまう例も多く見かけますんで、月日の経ったこんな趣のある庭のかけらもなくなってしまうことだけはやはり避けたいところです。
そんなわけでこのお宅も元々の雑木と下草の風合いの良さだけはなるべく残しながらも、思い切って手に余る植栽や重い管理の元になっている(毎年毛虫の楽園となる)大きな樹木は伐採し(シナノキは10mほどの大きさになってました・・・)もう一度本来のこの庭のたたずまいの良さを取り戻すという感じです。
ひたすら開拓中・・・ 手前のカシの木は剪定を施し残しました。
で、あまり目立たない程度に自然石のテラスを作ってすっきりさせます。(奥の密林は今後のメンテナンス軽減のためと将来の土地利用からすっきりさせました)
同じ庭とは思えないわけですが・・・・上のカシの木が奥に見えます。
反対側より(まだ工事中ですが)
あとは表土を入れ、下草や芝などでグランドカバーをして今回は(第一期)は終了です。
生かせるところは生かして、なおかつ「わざとらしくない風合い」でこの庭は作リ変えようかと思ってます。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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