結局ウッドデッキの大きさはどれくらいがベストなのか
新築のお宅の庭工事において、まずご要望が多いのが目隠しフェンスとウッドデッキです。新築を持つ方の多くがお子さんがいることもあり、「子供が遊べるように」「休日にバーベキューなど楽しめるように」ということで、ウッドデッキを希望されるケースが多くあります。(ときには洗濯物を干すスペースとして、というケースもあります)
そんな、あると何かと便利で見栄えもするウッドデッキですが、大きさはどれくらいがベストなのでしょうか。これまでの施工例を交えながらお話してみようと思います。
1.幅2.7m×奥行き1.8m
弊社で作るウッドデッキの中では最も標準的なサイズです。幅はリビングの掃き出し窓全体(+α)程度、奥行きは余裕を持ってデッキの上で過ごせるように1.8mとしています。
2.幅5.4m×奥行き1.8m
奥行きは1のウッドデッキと同じですが、横幅に余裕を持たせた大きさです。こちらのお宅のように掃き出し窓が大きい場合には、それに合わせた大きさになります。
3.幅6.5m×奥行き2.1m
1、2よりも奥行きが少し広がりましたが、何より横幅がかなり広いタイプです。この大きさのウッドデッキなら、お子さんは十分に遊べますし、広々としたデッキを思い切り楽しめます。
4.幅4.5m×奥行き1.5m
2箇所にある窓をウッドデッキでつなげる大きさです。奥行きは少し狭くなりましたが、デッキに出て庭を眺める、天気のいい日には窓を開けてリビングからの広がりを感じる、などウッドデッキとしての役目はきちんと果たしてくれます。
5.総延長13.4m×奥行き0.9m
奥行きは大人一人が歩ける分しかありませんが、L字型の建物に沿うように作ったデッキです。こちらのお宅では窓も多かったため、このデッキならどの窓からも外に出やすくなります。縁側のような役目の大きさのデッキです。
6.幅3.6m×奥行き0.9m
リビングから庭へ降りるためにピッタリな大きさのデッキです。ウッドデッキをメインに庭を楽しむというよりも、室内から庭へ出るための階段代わりの役目を果たしてくれます。この大きさでも腰掛けるには十分ですし、座った状態でお子さんと遊ぶこともできます。
ということで、
【ウッドデッキの上で過ごすことを楽しみたいなら幅2.7m~×奥行き1.8m~がおすすめ】
ウッドデッキは木材を加工して現場で作っているため、どんな場所でどんな大きさにも対応できます。あとは、庭の大きさやウッドデッキで何をしたいのか、というところで大きさが決まってきますが、ある程度余裕を持ってウッドデッキ自体を楽しみたいということなら、弊社のこれまでの施工例を振り返っても【幅2.7m×奥行き1.8m】からがベストかなと思います。幅は窓の大きさに合わせて2.4mや2.1mと縮めても問題ありませんが、余裕を持ってウッドデッキを楽しみたいのなら奥行きは最低でも1.8mは欲しいところです。
【通路や階段代わりなら奥行き0.9mでもOK】
ウッドデッキを”過ごすための場所”ではなく、通路や庭へ降りる階段代わりとして、または腰掛けられる程度の大きさでいいということなら奥行きは0.9mあれば十分です。もちろん、この大きさでお子さんを遊ばせられないという事ではありませんが、限られた奥行きですから親御さんも一緒に注意しながら過ごしていただければと思います。
ウッドデッキは庭の中でもかなりの割合を占めるスペースです。庭でどんなことを楽しみたいのか、どんな庭にしたいのかということでもウッドデッキの大きさは変わってきますから、この数字は参考程度に見ていただき、本格的に庭の工事を検討する段階になりましたら、ご遠慮なく弊社にご相談いただければと思います。
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