真夏の水やり (長野市ガーデンファクトリー)
ガーデンファクトリー 代表の山本です
今年は相変わらず暑い日が続いていますが、ここらで毎年書いている「水やり」についてまた簡単に書こうかと思います。
これ・・・・案外奥が深くて自分の庭の水やりの具合がわかるまで・・・・かなり年数もかかるわけですし、セオリーなんつうのも無いような気がします
そんなわけで今日は「7~9月での夏場の水やりでやってはいけないこと」を2つ短めに書いておきますね。
これも先日数年前に施工をいただいたお客様からお電話をいただきましたが、内容は「水やりをしているのにどんどん草花や芝が茶色に枯れて行く」ということでした。
そこで現地を見ましたが、原因はすぐに分かりました。
まあ芝が筋状に茶色く枯れていましたし、宿根草も水道に近い側が枯れこんでいて離れるに従って青々としています。
つまり今年からより長いロールのホースを購入して水やりをしているとのことでしたが・・・・・
ホース内の「熱湯状態の水」で・・・・いきなり水やりをしていたたためでした。
これ、ホース内の熱い水をきちんと出し切ってから水やりをしないと・・・・必ず枯れます。
案外多いですので・・・・蛇口をひねっていきなり水をあげないでください、
次にもう一点、
お客様は日中仕事でいないわけですが、家にいるおじいちゃんが真昼間の猛暑の時間帯に水やりをしていたようで・・・
これも結構枯れる原因になるわけですね(笑)
当然<完成時のご案内>では水やりなどについても記載をしているのですが、家人の方々は読んでいませんので仕方ないところです。
そんなわけで夏場の水やりは「日没以降」が一番よいかと(経験上)思いますし、朝よりも日没以降が蒸れないのでベターです。
★本文とは関係ないですが、施工後半年のK邸の樹木と芝は水やりをセオリー通り行ってくれており、かなり元気でした。
そんなわけで気温がかなり高い時間帯にいきなり水をあげれば・・・・簡単に言えばショック状態になりますので枯れる原因にもなりますし、
あと水滴などで葉焼けしたり、芝も蒸れたりで撒いた水もすぐに熱くなるため根も傷みます。
まあスプリンクラーでずっと散水できるのならOKですが、そうでない場合は気温が下がった日没以降に(雨を降らせるように)水やりをして、夜間~明け方までゆっくりと樹木や草花を休ませてあげた方がよいかもしれません。
いずれにしろ当たり前のことですが・・・ホース熱湯&猛暑下の昼間の水やりでは植物が弱ったりダメになることも案外多いので、当たり前のことを何度も書いているわけなんです。
そして夏場をなんとか枯らさずに乗り越えれば来春また生き生きと芽吹きするわけですから、この時期だけ面倒ですが水やりをお願いしたいかと思います。
★本文とは関係ないですが3年ぶりに追加工事でお伺いしたS様宅の今回植えたシラカバです。 (シラカバジャクモンティ 四季の庭 サイトより)
★ウッドフェンスの下のスペースに下草の植え込みもしました
★元々あった緑を傷めず工事をしています。
以前ご紹介したブランコを作ったお宅です
といことで水やりをちょっとがんばりますと数年後には見違える景観になるはずです。
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