セオリー通りには行かない庭土の入れ替え
こんにちは。ガーデンファクトリーです。今回は庭土の入れ替えについての記事です。
「庭土の入れ替え」は毎回予算配分で何かと悩まされるところですが、これは「最低限必要」でありながらも「予算も結構かかり」なおかつ「見栄えにはあまり関係ない」ため・・・お客様もプランナーもなかなかここに必要以上の予算を使うことには抵抗があるわけですね。
ただやはり分譲地などでの新築のお宅の場合、弊社では<土の部分として残るスペース>には基本的に土を入れ替えています。
また今回は庭の施工予定がなく、外構工事だけを先行する場合もフェンスや壁、カーポートの設置などで後日庭を作るときに重機が入れなくなるケースも多いため、表土の入れ替えはやはり最初に済ませておいた方がよいかもしれません。
・外構工事が先行のケース
エントランス部が既に作られている場合、後日庭の工事の際・・・・重機の搬入が厳しくなります。
また「植栽関連の書籍」を見れば当然ながらかなりの深さまで庭土をしっかり入れ替える必要性が書かれているわけですが、なかなか現実的にはある程度<妥協 点>を設けなければ「庭づくり」が単なる「庭土の入れ替え」で終わってしまうことにもなるため、弊社では芝や草花を植えることを前提とした場合、予算の余 裕度にもよりますが表土20cmの程度の入れ替えで済ませてます。
また植栽部分もプラン配置図に基づき、植える樹木の根株の1,5倍程度を掘削して根回りを良質土に置き換える「客土」で対応しています。
実際には数年経っても樹木も芝も草花も普通に生長してますし、草の発生も元からあったガラガラの土よりは少な目ですし、草取りも容易です。
そんなわけでいずれにしても「ただ穴を掘って樹木を植える」ことだけは数年後に必ず衰弱しますので避けた方が賢明ですし、<砂利のガーデニング>では一向に草花も見栄えよく成長してくれないところなのです。
・上のお宅のお庭のプラン例
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