お庭に１本あると楽しめるジューンベリー

こんにちは！ガーデンファクトリーのスタッフＳです。いよいよ５月も終わりますが、お庭づくりには本当にいい季節になりました。今日はお庭に１本あると四季を通して楽しめる「ジューンベリー」という木をご紹介します。

ジューンベリーは和名をアメリカザイフリボクと言い、バラ科に属する落葉樹です。落葉樹なので秋には紅葉し、冬には葉が全て落ちます。ジューンベリーと言う名前は、まさに今の季節に赤い実が収穫できることから名づけられました。四季を通して様々な楽しみ方ができる木で、まず春には桜に似た小さな白い花を咲かせます。

先に花が咲くタイプの木なので、花弁が散る頃に葉っぱが大きくなり始めて、５月中旬ごろから実がつき始めます。そして６月に真っ赤な実が収穫できます。

収穫というだけあって、この赤い実は食べられるのです。（生食もできますが、ジャムに加工するケースが多いようです）ただ、鳥もこの実を好んで食べるため、収穫する場合には鳥との競争になります。食べる事に抵抗がある場合には、ぜひ緑の葉っぱと赤い実の美しい配色を楽しんでみてください。わりと結実性がいい木ですので、当社で植えたお宅では早い段階で花も実も楽しめています。

さらに秋にはオレンジ色～黄色の鮮やかな紅葉が楽しめます。（あいにく紅葉の写真が見つからなかったため、Google画像検索の一覧ですが・・・）

冬場には落葉してしまいますが、早ければ４月中旬ごろから花が咲き秋まで楽しめる、とてもおすすめの木です。また、これまでたくさんのお宅に植えてきましたが、比較的強い種類ですので、水やりさえ行っていただければ、初めて木を育てる方でも十分育てられる木です。それほど成長も早くないため、一気に大きくなってしまう心配もありません。涼しげな樹形と可愛らしい花、食べられる実、見事な紅葉と本当に楽しめる木ですので、新築で初めて庭を持つ方にはぜひおすすめしたい１本です。

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