この時期の緑の管理(10月)
この時期はそれほどもうお庭の管理は大変ではないところですが、晴天が続くため案外冬の前に弱ってしまう植物も見かけるところです。
また10月は暑くもなく寒くもなく、そして9月とは違って晴天の日が多くて気持ちが良い日が続きますから・・・・つい忘れちゃいますよね、水やり。
そんなわけでこの時期の庭はさすがに猛暑の夏を乗り越えたためかそれなりに荒れてしまってますが・・・落葉期の前の静かで落ち着いた風情がいいものです。
ヤブランの花も地味に咲いてます
いずれにしてもここ2年以内に植えた樹木や植物は案外この時期に油断して枯らしてしまうこともあるため、一応落葉樹以外は引き続き水やりを最低でも週一でたっぷりとお願いしたいかと思います。
まず常緑樹は基本年中葉が繁っていますから、この時期は一週間に一度たっぷりとあげてほしいかと思います。
また霜が降りて最高気温が10度以下になったら、水やりは日中の暖かい時間にお願いします。(真冬は結構です)
そして案外この時期に弱らせてしてしまうのが<芝>ですが、夏が過ぎると水やりをしなくなり・・・でも天気の良い日が続くために乾燥してしまい枯れの原因になりますから、来春また今のままの青い状態で芽吹いてもらうためにも、芝の色が緑のうちは(晴れの日が3日以上続く場合は)引き続きしっかりと水やりをお願いいたします。
まあ実際・・・・・水をあげすぎて枯れたお宅はありませんので。
あとオフシーズンに入る前に高麗芝はちょっと刈り込んで整えておけば来春ラクかもしれませんね。
なお余談ですが、時々ご相談で「年中緑の西洋芝」をご希望される方もおりますが、やはり分譲地のお庭ではどうしても種が飛んで近隣のお宅にご迷惑をかけることがあるので、やはり高麗芝が一般の住宅には無難かもしれません。
また西洋芝はいわゆる<牧草>ですから、放っておけば1mくらいになるため、芝刈りも成長期の夏では月に数回・・・必要かもしれません。
下の画像の枕木沿いに伸びているシュッとした植物は洋芝を放置したものですが、妙にかっこよかったので我が家では毎年放置です。(道路沿いですし隣家も離れていますので)
いずれにしてもこの時期は来春のために植物に勢いをつけさせておく、案外大切な時期なんですね。
そのため毎日また気持ちよく過すためにもちょっとだけありがたい植物たちに水やりをしていただければと思います。
まあ今では土を排除し自然を完全淘汰するような家づくりも多くなりましたが、狭いスペースでも緑を入れ込めば豊かな空間になるものです。
こんなことを書いてたら・・・・昨日も今日も雷が鳴っての夕立です。 10月なんですがねえ・・・・
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