緑が多い庭づくりで取り入れたい枕木と芝の駐車場
長野市でナチュラルなエクステリア工事を行っているガーデンファクトリーです。いつもお読みいただきありがとうございます。
さて、今日は<駐車場>についてのお話ですが、やはり都市部と異なり長野では主な移動手段が車になるため、エクステリアや外構をプランするときにも駐車場は必須です。
大抵の駐車場は2台分ですが、ときどき来客用のサブ駐車場も入れて3台分になるときもあります。
それだけに、家の外回りスペースの中でも駐車場が占める割合はけっこうなものになるので、プランをつくる上でも駐車場のデザインは大切なのです。
一番多いのはコンクリートでつくるパターン。
価格的にも作りやすく、表面もフラットなので雪かきのときも楽です。
でも、もしもっと緑の比率が多いエクステリアにしたい場合は、枕木と芝でつくる駐車場というのもおすすめです。
単純に芝の緑で比率が増えるとうことなのですが、この目に見える緑の多さがやっぱり気持ち良い空間になります!
使っている枕木は全て国産の新品防腐済みのものなので、腐食の心配なく使えます。
「枕木は腐る」とか「シロアリが・・」なんていってコンクリートや石などで固める業者さんも多いですが、そんな業者さんが使っているものはやはり外国産のものや、中古のリサイクル品とかそもそも固い木材ではなくどこにでも手に入る木材に枕木の塗料を塗って枕木っぽく見せている・・・ダメな枕木か枕木もどき、のものが多いのであくまで当社で使用しているものとは別物なのです。
そのためよほどいつも水がかかるような場所を除けば普通に20年は腐食無く持ちますし、万が一腐食してもそれだけまた交換すればよいものです。
また完成時の色は時間とともに少しずつ抜けていきますが、5年程度はそのままでも心配ありません。
5年に一度程度、塗装の塗り直しをしてあげるとさらに長持ちしますし、あえて色の抜けた枕木が好きなお客様もおりますのでそのままの場合もある感じです。
また、芝に隠れて見えませんが、地下部分には10cmほどの砕石の路盤があり、枕木の根元もズレて動いたり虫などの進入を防ぐためにモルタルでしっかりと根固めしていますので沈下等の心配もありません。
駐車場なので土台をしっかりつくってから・・・
芝が根をはれる分だけの土を入れて芝をはります。(冬の写真のため芝が枯れていますが・・・)
また、ときどきタイヤの乗り降りで枕木の角が欠けてしまう、ということもありますが、これも布の切れ端のほつれのように一定のところでとまります。多少は欠けてもそれ以上ひどくなることはないので大丈夫です。
芝刈りについてはお庭の広いところは通常の芝刈り機で行い、枕木の間はハンディタイプの小型の芝刈り機を使いますが、芝も日常の使用で傷む場合もありますので、数年に一度傷んだ部分だけ土をほぐして貼ってあげれば皆さん結構きれいになっているものです。
こちらのお宅ではすでにコンクリートの駐車場があったので、来客用のサブ駐車場として枕木の駐車場をつくりました。
芝が広がる庭とのつながりや一体感も出て、庭の中に自然と駐車場が存在しているかのような気持ちの良い景観になりました。
費用的にはやはりコンクリートでバーっと打った方が手間かからず正直安価なのですが、もしそれ以上に緑の比率の多い外構にしたい場合にはおすすめの駐車場です(^^)
(重たい4WD車が毎日駐車していますが10年以上経ってもこんな感じですのであまり腐る腐る言わないでいただければと 笑)
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ナチュラル・・・・だけでは暮らせません、でもナチュラルが心地よいですよ
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