記念樹をいただくときに注意して欲しい点
日頃、新築のお客様やお子さんが入学する年代のお客様も多いため、そんな時に自治体からもらう<記念樹>について書いておこうかと思います。
まあはっきり言えば庭を作る者からすればやはり後年・・・以下の樹木は(最初が苗木でどんなに小さくとも)かなり庭づくりでは支障となるため避けていただきたいものです。
たとえばサクラ ウメ アンズ などの木ですが、これはやはり管理に手がかかり、将来的に庭のバランスや景観もかなり崩してしまうものだからです。
また記念樹であれば将来・・・なかなか心情的に切れませんので支障のある状態のまま生育させることになるものですから、やはり基本的には庭に<果樹>は避けていただきたいところです。
そんなわけで記念樹の苗木は一般的な庭木である<落葉樹>や<常緑低木>がやはり無難かと思うところです。(ケヤキ カツラ イチョウなどは巨大に成長しますので避けてください)
私の実家でも毎年しっかり剪定し消毒もしているにもかかわらず<虫の害が大きく発生する超手のかかるウメの木>がありますが、これもわたしの身内の小学校入学時の記念樹のため・・・・もう樹齢50年近くになる年代モノですが(笑)なかなか切れないものなのですね。
いずれにしてもどんな木でも生長したものはなかなか心情的に切れないところですので、一応記念樹に関わらず庭に木をご自分で買ってきて植える場合はきちんと樹種を確認して植えて欲しいかと思います。
(成長が割合遅いヤマボウシでもやはり20年経てばしっかりと大きくなるものです)
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