外構&庭づくりは慌てない
外構・庭づくりはいつごろ依頼するのがベストなのか、悩む方も多いと思います。建物の完成と同時に外まわりも完成している、とうのが理想かもしれませんが、そのために建築前の段階から依頼する、または来月引渡しなので急いで工事してください、というのはちょっと待っていただければと思います。家づくりもそうですが、庭づくりも慌てて行動していいことはありません。
なぜなら、家を建てている間は建物のことで頭が一杯になってしまいますし、また、建物の外観が出来上がってからでないと庭やエクステリアのプランをすることができないからです。もちろん図面を見てプランすることもできますが、その家に似合う緻密なプランをつくる上で、家全体の風合いや外観はとても重要なポイントになります。
また、建築前や基礎ができたところなど、あまりに早い段階でのご依頼は、実際の施工時に様々な変更や相違点が生じトラブルや予算の変更などが生じてしまいます。(実際の例では、アプローチで自然石の平板を置くプランだった箇所に水道のパイプがあり、お客様に了解を取った上で急遽プランを変更したということもありました。)
さらに、お客様が結局外構のご予算まで家に吸いとられてしまい、プランしておいた外構や庭の予算がほとんど残らなかったということもありました。(家づくりの資金計画は住宅メーカーと行うことが多いかと思いますが、向こうもプロですから、いくら借りていくら残っているか分かっています。当然、切り崩しにかかります。)
ほかにも、建築直後は建物の設備工事で掘った穴がまだ落ち着いていない場合が多く、こちらでかなり注意して転圧をしたとしても、後で沈下する恐れがあります。そういった意味でも、家の完成から外構の工事までは一息おくのが本当はいいのかもしれません。住んでみて、そこの環境(風が強い、隣家の視線が気になる、西日がきつい、雪が溶けないなど)を実感してみる必要もありますから。
弊社の場合、現在建築中で家の完成までにあと1ヶ月程度、または建築後3ヶ月以内というタイミングでご依頼いただく方が多いですが、手持ちの資金と敷地の現況、そして建物の質感をもとに最適なプランをつくるためには、建築後1ヶ月程度たってからのご依頼がベストではないかと思います。
こういったこともふまえて、無料相談会で色々お話しておりますので、ご依頼のタイミングや外構工事からみた建築の注意点など心配な方はご遠慮なくお越しください。
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