定年後の住まいと庭づくり
(庭いじりに必要な道具類が入っているガーデンシェッドです)
ここ数年「都会からの定年後のUターンやIターン」をされた方や「定年後、家のリフォームをされた方」からの庭やエクステリアのご依頼も多くなってきましたが、やはり都会から移り住んだ方はこれまで都会のマンションや庭がほぼ無い一戸建てなどで長年暮らしてきた方ばかりですので・・・・ようやく「庭付き一戸建て」での生活には大きな夢を描いている方も多いところです。
皆さんネットで検索し長野で庭やエクステリアを作る業者を探してうちに来られる方ばかりですが、やはり自分もいつの間にか年齢的にもこちらの方々に近くなって来たせいか打ち合わせも自然となごやかに進みます。
そんなわけでこんなお客様のお庭やエクステリアづくりで注意することはいろいろありますが、やはりまずは・・・カッコイイデザインとかガーデニングを思いっ切り楽しめる庭造り・・・とかよりも
「いきなりフル回転させないプラン内容」というところですが(笑)たとえお客様が「全部を庭にしたい!」と言っても最大限思うところで管理可能な範囲に留め、あとはあまり手間が掛らずに「いつもきれいで眺められるスペース」を必ず作ります。
やっぱり庭を見ながら「今日もきれいだなあ・・・」なんてほっこりする時も必要です。
そんなわけで大体都会から信州に移り住んで新しい家に住みますと・・・・皆さん庭仕事や野菜作りなどに<最初からフル回転!>しちゃうところですので、あくまで長く楽しめる方向のデザインプランに心がけるところです。
次に当然「お客様が自由に楽しめるスペース」もきちんと作られているかどうか、です。
これもあくまでこちらで<お膳立て>した上で・・・後はお客様に好きに難なく楽しんでいただくことが第一ですから、重労働が考えられる範囲まではこちらで行いますし、一から庭造りや開墾・・・では、早晩苦痛になるところですからきちんとレイアウトされガーデニングや野菜作りが楽しめるようなスペースを問題の無い仕様で作ってあげるところです。
またこんな場合、奥様も駆り出されますので(笑) とにかく・・・楽しい>大変 ・・・と思えるよう、スペースを区切ってレイアウトするところです。
まあ自分でも家と庭を手に入れた30代半ばから考えて見れば・・・・・・やっぱり「トシを取るごとに大変になる家の外周りのいろいろな作業」は最初からある程度軽減しつつも、ちょっと大変だけど楽しい庭仕事ができるところで、プランも線引きして作ってます。
そんなわけで若いプランナーにはわからない「ノウハウ」もたくさん持ち合わせているものです(笑)
(全体のレイアウト、構築物や植栽はこちらで行い、あとはお客様が植物を植えたりステップなどを行いました)
(すべてを庭にせず、それぞれ区切りながら管理がいらない砂利や固めたスペースも広く作りました)
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