約20年後のお庭のリフォーム工事始まりました
(画像は2001年頃の完成時のものです)
5月もおかげさまで工事予定が詰まっておりますが、ガーデンファクトリーの創業期に作ったT邸のお庭のリフォーム工事が先日より始まりました。
そしてこのお宅の工事はガーデンファクトリーを始めてから初めての大きな工事でしたし、当時は今ほど(まったく)忙しくはなく自分も毎日現場に出て作業をしておりましたので、このT様の工事は大変思い出深いものなのです。
そしてそのお庭を今回また駐車場のスペースを新たに作ることで庭全体も新しいレイアウトに合わせてリフォームするところです。
そんなわけで先日は現在のお庭に立って社員に指示をしながら・・・・・この庭を造った当時のことをあらためて思い出されたわけですが、
確かちょうど2000年になった頃・・・・・・
規模も儲けもその頃の自分としてはそれなりに十分だったガチな土建屋から・・・思い立ってまだ一人ではじめたばかりの<趣味の園芸レベル>で、まさに個人の副業規模でもあったこのガーデン事業の方にスタンスを大きく移したことは・・・
やはり単純に「こっちの方が世の中を断然きれいにしてくれ、お客さんにも喜ばれ、そして超楽しい」という理屈&儲け抜きな理由からだったところです。
そしてこの時の思い切りがなんだかんだ今考えればその後の20年間の自分の人生や人間関係なんかもかなり豊かにしてくれたところですからこれはこれで結果オーライなのかもしれません。
また今回のT様のように無名で何者かもわからないガーデンファクトリーに工事をご依頼してくれたお客様がいたからこそ、何とかここまでやって来れたのも間違いないところですから
ありがたいですね、ほんと。
*ガーデン工事にスタンスを移すきっかけになったT様の工事です
で、今現在・・・・(すべて当時植えた樹木です)
まあ時間が経ってみれば本当に<その後>もよくわかるのですが、一番はお客様がずっとこの庭への愛着を持ってくれていて気持ちもずっと途切れなかったおかげでもあるわけですね。
だからこのお宅はしょっちゅうブログにも掲載させていただいているのですが、やはりたったひとつの自分の趣味だけを元手に、その頃は社員十数名抱えながらも必死に「脱土木、公共工事依存脱却!」を夢見て試行錯誤してた・・・・(この庭を造った)あの頃がほんと懐かしいところです。
あと余談ですが「コニファーを植えるのはとにかく絶対やめましょう!」みたいなエクステリア屋さんのQ&Aサイトも見かけるところです。
でも2枚目の画像のようにそれなりに樹種の配置を考え、その後はある程度手入れしてあげればコニファー自体色合いも豊富でいつまでたっても新鮮で良いたたずまいですし、だからこそ英国でもよく見かけるバラや草花の美しい背景にもなるわけですね。
これも単に「大きくなって管理が大変だからコニファーなんて絶対ダメ!」・・・という当たり前のしょぼい理屈だけで植物を浅く見ないでほしいところなのですし、日本全国今度はどこも「雑木の庭」だらけでもなんだかこれはこれでちょっとつまらない気がしています。(笑)
またその家に似合ったいろいろな庭があってもいいんじゃないかと思いますし、草取りが面倒だからコンクリートや砂利で庭を固めてしまう・・・なんてのも、もってのほかだと思うのです。
そんなわけで20年近く経過し、フェンスの劣化なども見られますが、今回またきれいに塗装メンテを施し、傷んだ部分のみ交換する形です。
予定箇所のフェンスを取り、小屋を移動して1台分+αの駐車スペースをこちらに作ります。このフェンスも昔、一枚一枚電ノコで切断して作った記憶がありますが。
庭側も必要な宿根草や低木類も丁寧に掘り取り移植してから駐車場の掘削工事に入ります。
そんなわけで駐車スペースの掘削を終えてカーポート工事が始まったところです。
いずれにしても今回の工事ではとにかく今現在きれいになっているT様のお庭への「傷跡」はなるべく残したくないのでこの点社員にも徹底しているところですし、まだまだ工事は始まったばかりですがこのお宅の名物でもあるバラの最盛期までにはなんとか工事を終えたいと思ってます。
というわけで今現在お客様よりご依頼いただいているプランも大変お待たせをしておりますが、ご依頼順に一軒一軒作成しておりますのでご理解をいただきたいかと思います(汗)
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